私たちは木版画をつくる工房です
日本では奈良時代、仏教と共に木版技術が伝来したといわれています。木版印刷は江戸時代に絵師・彫師・摺師の三者分業により産業として大きく花開き、浮世絵など、いくつもの木版印刷物が生みだされました。
木版印刷は芸術や宗教が盛んな京都を中心に1200年もの間、発展してきました。都として栄えた京都には、古今東西からあらゆる美術・工芸の一級品が集まります。同じくして職人達も集まり、宮中文化や茶道など芸術文化と共に磨かれてきた木版技術は「京版画」という伝統工芸として現代まで受け継がれています。
その技術を代々摺師として現在六代目まで継承する「竹中木版」が展開する有限会社竹笹堂(たけざさどう)による、古版木や古版画に特化した事業を担うのが「竹中木版印刷所」です。
代表からみなさまへのご挨拶
代表 竹中健司
木版印刷は現代の機械印刷が主流になる以前の長い間、古来より伝承されてきた印刷技法です。かつては、都であった京都を中心として日本中の至るところに木版印刷所があり、人々の生活を支えていました。現在では、主に今も伝統が息づく街である京都と、浮世絵文化が盛んであった東京に残すところとなりました。
竹中木版印刷所では、歴史上において実に様々な用途に使用されていた木版印刷の技法を守るため、受け継がれてきた技法を元に、時代の流れの中で失われた技法を蘇らせながら、木版印刷の仕事に対応できるよう真摯に心構えております。
会社概要
社名 | 有限会社竹笹堂 竹中木版印刷所事業部 |
所在地 | 〒600-8471 京都府京都市下京区綾小路通西洞院東入る新釜座町737 代表電話: 075-353-8585 / FAX: 075-353-8586 |
代表者 | 代表取締役社長 竹中 健司 |
創業 | 1891年(明治24年) |
設立 | 1999年(平成11年) |
従業員数 | 6名 |
事業内容 | 木版印刷、商品・イベント企画、デザイン提案、製造、木版画教室、販売等 |
主要取引先 | 阿以波 / 石田大成社 / 芸艸堂 / 木乃婦 / 京都吉兆 / KBS京都 堺萬 / 招福樓 / 京都市 / 京都府 / 京都ホテルオークラ / 小学館 高島屋 / 淡交社 / Digmeout / DMOARTS / 中村松月堂 / 麩嘉 ホルベイン画材 / ホルベイン工業 / 三越伊勢丹 / 光村推古書院 / ワールド (敬称略,五十音順) |